丸片建築の創る木の家「天然木の香りに包まれる家」と職人による木造軸組の魅力を是非現地でお確かめください。

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棟梁のちょっと昔話

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昔から大工さんの話がいろいろあり、落語とかにもでてくるし、浮世絵などにも頻繁に描かれていたようです。
昔は棟上げ式(建ち家)の時に幣串と呼ぶ五~七色の三メートルぐらいの布と一緒に女性の化粧道具(七つ道具)を奉りこしらえものに鶴亀など縁起の良い物を描いていたようです。
おかめの面を飾るところもあるそうです。京都千本釈迦を、貞応二年(一二二三年)に、義空上人の発願により建立することになった際、長井飛騨守高次という技量は最高で信望がある棟梁が総親方に選ばれました。ところがうっかり柱を短く切ってしまい、代わりの柱として入手は絶対不可能。どうしたものかと困っていると、女房のお亀は頭から笄を抜いて(このようなものを取り付けて高さを補ってみたら)と言いました。
その言葉をヒントに他の三本柱も短くして、柱の上部に笄形を取り付けました。予期したよりもはるかに素晴らしい本堂が完成しました。
寺の荘厳が評判になるにつれて、笄を取り付けるというせっかくの発明も実は女房に教えてもらったのだということが世間に知られてしまっては棟梁の立場がない。
そこで棟梁はお亀を殺してしまおうと思ったのですが、それに気づいたお亀が悲しんで、自害したそうです。それ以来この様な悲話が、全国に伝わり、女性の影の協力、感謝の気持ちを込めて、棟上げ式ではお亀を慰霊するという意味で幣串を飾り立てて祝う縁起になったそうです。
棟上げ式で女性の髪を飾るところもあります。昔は今と違って、大きな木材を高い所に上げるのにいい縄があまりなかった。そこで、女性の髪の毛を集めて、それをたくさん束ねて、丈夫な縄を綯い、木材を引っ張り上げた。そういう話から来ています。京都の東本願寺には女の髪で綯った縄が実際残っているそうです。

丸片建築

佐賀市久保田町大字下満1579-2
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